重要なお知らせ

【転勤でお悩みの方へ】マンションを売却するときと残すときの注意点

2020.04.14投稿 転勤時のマンション売却
編集のすまいうる編集部さんの写真

編集 すまいうる編集部

\!初めてをサポート!/
マンション売却のすべてを公開中

「マンションを購入したのに、転勤の内示を受けてしまった…」

このような想定外の事態に、

  • 買ったマンションはどうすれば良いのだろう
  • 今の場所に戻ってくる保証がないなら、売ったほうが良いだろうか
  • また戻ってくるなら売らずに残しておくべきだろうか

とお悩みではありませんか。

転勤の内示って1ヶ月前に出ることが多いから、バタバタしちゃうね。

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

時間に余裕がなくて焦るかもしれないけれど、まずは状況を整理してみよう。

もしお持ちのマンションが下記に該当するのであれば、売却したほうが賢明です。

かつ、マンション売却は時間がかかるため、今すぐ動き始めることをオススメします。

売却したほうが良いケース

  • マンションの所在地が都市部ではない
  • 都市部だが交通の利便性が低い場所にある
  • 今住んでいる地域に戻ってくる可能性が低い

上記に当てはまらないのであれば、戻ってきたときに住めるように売却せず残しておくと良いでしょう。

その場合の手段は、「他人に貸し出す」「空き家として維持する」のどちらかになります。

本記事では、転勤時にマンションを売却する場合の流れや注意点を中心に、賃貸に出す場合・空き家として残す場合の方法についても紹介しています。

※すまいうるは、株式会社エイチーム(東証一部上場)のグループ企業が運営するサービスです。

転勤時にマンションを売却する流れ

マンションを売却するときは、大きく分けると①準備→②売り出し→③売買契約の3段階で進みます。

もう少し具体的に紹介すると、下記の流れになります。

  1. 不動産会社に査定を依頼する
  2. 不動産会社と媒介契約を結ぶ
  3. マンションを売り出す
  4. 内覧に対応する
  5. 売買契約をする
  6. マンションを引き渡す

これらすべてを転勤前に完了できれば、精神的負担・金銭的負担が軽く済みます。

海外転勤であれば半年前に内示が出ますが、国内での転勤であれば時間の猶予はあまりないでしょう。

できれば今日にでも不動産会社に連絡を取って、売却の相談をすることをオススメします。

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

転勤のときのマンション売却は、1日1日が大事!「相談」という最初の一歩を踏み出せば、売却に必要な話が進むよ!

転勤が決まったわけではなく、万が一に備えてマンション売却に関する情報を集めておきたいという人は、こちらの記事がおすすめです。

不動産会社にマンション売却を相談するときのポイント

マンションの売却は、不動産会社への査定依頼から始まります。

査定を通じて不動産会社と繋がり、転勤をきっかけとした売却であることを伝え、売却に関する相談をしていくことになります。

ここで重要なポイントは、「マンション査定は1社だけでなく複数の不動産会社に依頼する」という点です。

大手1社にお願いすれば、それで十分じゃないの?

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

不動産会社は多数あって、強み・弱みが違うんだよ。なかには、利益優先で売主は二の次という会社もある。だから、いくつかの不動産会社を比較することが大切なんだ。

とはいっても、複数の不動産会社を探し出して、それぞれに査定を依頼していくのは骨が折れるでしょう。

ただでさえ転勤まで時間がないのですから、手間を省くことが大事になってきます。

そこでオススメしたいのが、「不動産一括査定サービス」

不動産一括査定の5つのメリット

  • 査定は無料!一切お金がかかりません。(※)
  • ネット環境があれば24時間どこに居ても申し込める!
  • Web入力に慣れていれば1分で査定依頼が完了!
  • サポート可能な不動産会社を自動でピックアップ!
  • 1回の査定依頼で複数の不動産会社に依頼できる!

※査定後、正式に仲介を依頼して売買が成立した場合は、不動産会社に対して仲介手数料が発生します。

不動産一括査定サービス「すまいうる」では、審査を通じて厳選した不動産会社と提携しています。

不動産一括査定サービス「すまいうる」のサイトTOP画像

忙しくてなかなか店頭に行けない人、不動産会社探しの手間を省きたい人にぴったりなサービスです。

初めての家売却をサポート!

徹底解説!"失敗せず家を高く売るための方法"を見る

転勤でマンションを売却するときの注意点

転勤でマンションを売却するときには、いくつか留意しておくべきことがあります。

そこで、下記ケース別に注意点をまとめました。

  • 住宅ローンが残っている場合
  • 転勤まで1ヶ月もない場合
  • 転勤後に売却する場合

該当する人は、目を通していただければ「想定外」の予防に役立つと思います。

住宅ローンが残っている場合

家を売却するときは、住宅ローンを完済している必要があります。完済していなくても売ることはできるのですが、基本的に買い手がつきません。

なぜなら、ローンが残っているということは、そのマンションには融資元の抵当権がついた状態であるためです。

ていとうけん…って何?

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

マンションの持ち主がローンを返済できなくなった場合に備えて、銀行など融資元がそのマンションを担保にできる権利のことだよ。

うーん、つまりどういうこと?

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

持ち主がローンを返せなくなったら、融資元はマンションを競売にかけることができるんだよ。その売却金から貸したお金を回収するんだ。

買主目線でいうと、抵当権がついたままのマンションは、せっかく購入しても競売にかけられてしまうリスクがあるのです。

そのため、原則として住宅ローン完済が前提となります。マンションの売却代金や貯金などの自己資金で、ローンを一括返済する計画を立てましょう。

ただ、なかには売却代金を含めてもローンをすべて払えないケースもあるでしょう。

その場合は、「住み替えローン」という融資商品の利用がオススメです。

転勤先で新居を購入することが前提にはなりますが、

  • 新居の購入に必要な費用
  • 売却予定のマンションのローンを一括返済するための費用

をまとめて借りることができます。

転勤まで1ヶ月もない場合

マンションはすぐに売却することができません。一般的には、査定から引き渡しまで約3ヶ月~6ヶ月ほどかかります。

そのため、転勤の内示が1ヶ月前に出たのであれば、転勤前に買主を見つけ引き渡しまで完了させることは難しいでしょう。

売り出してすぐに希望者があらわれて売買成立となるケースもありますが、稀なケースだと考えてください。

もし転勤まで1ヶ月を切っていて、それまでに売却を終えてしまいたいのであれば「不動産会社による買取」を検討しましょう。

買取?売却とは何がちがうの?

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

マンションの売却方法には「仲介」と「買取」の2つがあるんだ。一般的なのは仲介による売却で、不動産会社に買主を探してもらう方法。買取は、不動産会社が買主になるんだよ。

買取であれば、査定から引き渡しまで1ヶ月あれば完了します。複数社から見積もりを取って買取価格の高い不動産会社を選ぶだけで良いので、手間も少なく済みます。

だたし、仲介で売却する場合に比べると売却価格(買取価格)が低くなってしまうデメリットがあります。どこまで許容できるかを家族と相談することをおすすめします。

仲介と買取の違い
仲介の場合 買取の場合
買主 不動産会社が探す 不動産会社自身が買主
売却期間 3ヶ月~6ヶ月程度 早ければ2週間
売却価格 基本的には相場どおり 相場の7割~8割程度

転勤のリミットが差し迫っているものの買取価格がネックで、

「安くなってまで急いで売りたくない」
「転勤するタイミングに間に合わなくても良いから、相場価格で売りたい」

と考える人もいるでしょう。

その場合は、売却方法を仲介にして、転勤後も売却活動を続けるという手段になります。その場合の注意点を次にに紹介します。

転勤後に売却する場合

転勤前に売却活動をすることは可能ですが、遠方になってしまうことで手間と費用が発生してしまいます。

売却にあたって現地(マンションのある地域)でおこなうべきことが複数あり、そのたびに転勤先から現地へ行かなければならないためです。

売主が現地でおこなうべきこと

  1. 査定前の室内掃除や整理
  2. 訪問査定の立ち合い
  3. 定期的な掃除や換気
  4. 内覧の出迎え
  5. 売買契約の締結
  6. 決済・引渡し

ええっ、こんなにあるの!貴重な休みがつぶれるし、交通費もかさむし、困るよ…

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

本来の売却はね。でも大丈夫。工夫すれば、現地に行くのは「⑤売買契約の締結」「⑥決済・引渡し」の2回だけで済むよ。

まったく現地に行かずにマンションを売却することは、「不可能ではないけれど避けたほうが良い」です。

特に、売買契約や代金の受け渡しは、顔を合わせてしなければ買主は不安になります。おそらく売主であるあなたもそうでしょう。

そのため、最低でも「⑤売買契約の締結」「⑥決済・引渡し」の2回は現地に行くことになると考えてください。

①②は、転勤前に済ませておけば良いので問題ないでしょう。

③④は本来なら売主がすべきことですが、毎回わざわざ出向くことは難しいと思います。

その場合は、

  • 【定期的な清掃・換気】不動産管理会社に短期間だけ依頼
  • 【内覧の対応】不動産会社に鍵を預けて内覧に必要なことをすべて一任

とすれば解決できます。

ここまでは、転勤を機にマンションを売却する場合についてお話しました。

でも、なかには「できれば売却したくない!」という人や家庭もあるでしょう。その場合のコツや注意点について、次章から少し触れたいと思います。

転勤でマンションを空き家として残すときの注意点

転勤後2~3年したら戻ってくるからという理由で、今のマンションをそのまま残しておきたいというケースがあるでしょう。

転勤している期間だけ「空き家」にしてマンションを残す場合、次のような問題点があります。

  • 人がいない部屋は劣化が進みやすい
  • 空き部屋だと防犯面が心配

人がいない家は換気を充分にできず、使っていなくても部屋がどんどん傷んでいきます。早ければ1ヶ月~2ヶ月で傷みが目立ち始めます

(参考:全国空き家管理ナビ「知らないと危険!空き家の劣化が早く進む3つの原因」)

また、戸建住宅より可能性が低いものの、侵入窃盗のリスクも出てきます。

(参考:セキュリティハウス「一戸建ての防犯対策」)

えええ…空き家のままマンションを置いておくのはやめた方が良いのかな…

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

大丈夫!この2つの問題点は、定期的にマンションを見に行くことで解消できるよ。

空き家であることの問題点は、定期的にマンションを訪れることで解消できます。

数ヶ月に一度、部屋の空気を入れ替えたり水を流したりすることで、劣化をできるだけ抑えることができ、防犯にも役立ちます。

とはいえ、遠方のマンションに年に何回も訪問することは容易ではないでしょう。

その場合は、空き家の管理を委託できる「空き家管理サービス」を検討してみてください。

転勤でマンションを貸し出すときの注意点

マンションを残すなら、人に貸して家賃収入を得たいと考える人もいるのではないでしょうか。

当然空き家ではなくなるため、前章で説明したような「管理の問題」は起きませんし、一石二鳥かもしれません。

ただし、賃貸物件として人に貸すとなると、次のような問題があります。

  • 転勤先から戻ってくるときに、入居者と立ち退き交渉をしなければならない
  • 家賃回収やクレーム対応など大家としての仕事が増える

後者の大家としての仕事は、賃貸管理会社に委託すれば解決するので、さほど大きな問題ではないでしょう。しかし前者はについては、入居者が立ち退かずに住み続けるリスクがあるのです。

このマンションにまた住みたいと思って売却しないでおいたのに、いざ戻ってきても住めないなんて…

ひなペンギンのアイコン

ひなペンギン

ペンギン先生のアイコン

ペンギン先生

それでは本末転倒だから、転勤中だけ賃貸に出すときは「期限付き」にすることが大事になってくるよ。

解決策としては、転勤などによる留守宅を一定期間だけ賃貸する「リロケーション」を利用する方法があります。

リロケーションのサービスを提供している業者に依頼すれば、2年~6年程度で賃貸期間を設定でき、契約関係やトラブル対応まで請け負ってもらえて安心です。

まとめ

それでは、今回解説した『転勤時のマンション売却』について、覚えておくべきことをおさらいします。

記事のおさらい

  • マンション売却は時間がかかるため、転勤が決まったらすぐにでも不動産会社へ相談する
  • 転勤まで1ヶ月もない場合は、「買取」を検討する
  • 転勤後に売却活動を続けることもできるが、最低でも2回は現地に行く必要がある

やっぱり売らずに置いておきたい!という場合は、戻ってきたときに困らないように「空き家管理サービス」や「リロケーション(期限付き賃貸)」の利用を検討しましょう。

転勤という生活の変化において、本記事が少しでも役立てば幸いです。

編集のすまいうる編集部さんの写真

編集 すまいうる編集部

不動産売却にまつわるお客様の悩みや疑問に寄り添い、正しい情報をわかりやすく伝えることをモットーに執筆・編集をおこなっています。 不動産は大切な資産。お客様が納得できる形で売却できるように、心を込めてサポートいたします。

関連記事

マンション売却前に床の修復は必要?ケース別の解決法を紹介

マンション売却前に床の修復は必要?ケース別の解決法を紹介

騒音に告知義務はある?プロが教えるマンション売却のコツ

騒音に告知義務はある?プロが教えるマンション売却のコツ

角部屋のマンションを高く売却する極意は「角部屋の特徴をつかむこと」

角部屋のマンションを高く売却する極意は「角部屋の特徴をつかむこと」

どこまでが告知義務?マンション売却で訴えられないための全知識

どこまでが告知義務?マンション売却で訴えられないための全知識

遠方の不動産を売却するには?ポイントと注意点を徹底解説

遠方の不動産を売却するには?ポイントと注意点を徹底解説

もったいない!マンション売却で壁紙を張り替えなくていい判断基準

もったいない!マンション売却で壁紙を張り替えなくていい判断基準

不動産売却でかかる仲介手数料とは?支払いタイミングや値引き術を紹介

不動産売却でかかる仲介手数料とは?支払いタイミングや値引き術を紹介

【マンション売却の注意点】失敗しないためのポイントをプロが徹底解説

【マンション売却の注意点】失敗しないためのポイントをプロが徹底解説

中古マンションの売却前にリフォームは不要!もっと効果的なポイントも紹介

中古マンションの売却前にリフォームは不要!もっと効果的なポイントも紹介

不動産の買取とは?買取で後悔しないためのポイントと流れをご紹介

不動産の買取とは?買取で後悔しないためのポイントと流れをご紹介

居住中の特徴を活かしてマンション売却!デメリットへの対策も徹底解説

居住中の特徴を活かしてマンション売却!デメリットへの対策も徹底解説

業界経験者がアドバイス!中古マンションを高く売る10のコツ

業界経験者がアドバイス!中古マンションを高く売る10のコツ

【保存版】マンション売却でかかる手数料・費用を一挙紹介!

【保存版】マンション売却でかかる手数料・費用を一挙紹介!

マンション売却にクリーニングはかかせない!依頼のコツと費用相場を紹介

マンション売却にクリーニングはかかせない!依頼のコツと費用相場を紹介

【初めてのマンション売却】全体の流れと損せず高く売るコツを徹底解説

【初めてのマンション売却】全体の流れと損せず高く売るコツを徹底解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加